診断されたときの受け取り方(イムアの場合)

                         ★アフェリエイト広告を利用しています
 ★アフェリエイト広告を利用しています
福祉&発達ノセカイ

良くないと思える検査結果や診断名を言われたら

今まで、病院とかで、良くないことを言われたことがありますか?

わたしの場合は、いちばん衝撃的だったのは、息子の診断のとき。

生後7ヶ月のとき、不自然な動きやチアノーゼが一瞬なんだけど、みられるようになって、
当時の勤務先の病院の小児科へ受診、CTや脳波などの検査を受けました。
(ちなみに、わたしは育休中で、小児科病棟で勤務してたので、先生たちとも面識はありました)

優しいふんわりと、でも凛とした雰囲気の女性のドクターが、
「おそらく、WEST症候群です。専門的な治療になるので、大きい病院での入院治療が必要です」
と言われました。

そのときのわたしは、とてつもなく超ポジティブだったので、
ま、うちの子は大丈夫!」って思ってました。笑

今思えば、現実を受け入れられなくての反応だったのかもしれません。

紹介状や受診予約の手続きがあるから、と、待合室で息子を抱っこして待っていたとき。

もう一人の男性ドクターが静かにやってきました。
このドクター、かなりの曲者。笑
小声でぶつぶつ話すし、なにかミスがあったら雷が落ちる。
わたしも勤務時にミスをして、怒られに病棟から外来へ呼び出されたことがありました。

そんな近寄りたくない雰囲気の男性ドクターが静かに
「これから、大変だと思うけど、頑張って。」と言って去っていきました。

…ん?
あのドクターがそんな優しい言葉をかけてくれるとは…!?

これってほんとマジでヤバいやつ…!????

そこで気づいたわたしでした。笑

ちなみに、わたしは看護師ですが、専門学校時代、成績は底辺でした。
だから、「WEST症候群、点頭てんかん」という診断名を知らなかったのでした。笑

それにしても、受け取り方が間違ってないか?

そのあと、大学病院へ紹介、さらにいろんな検査をしたあと、
今もみてもらっている主治医から改めて「WEST症候群」の診断を受けました。

「知的な遅れを伴うことがあります」

それを言われた当時のわたしね、

あぁ、遅れか。
遅れ
なら、取り戻せばいいね。

って、真剣に、マジで、そう思ってしまったのよね!!!!!

いやーー、自分でも恐ろしいっっ!!笑

兎にも角にも、
うちの子は大丈夫!病気も治るし、発達の遅れも追いつける!!
って、思い込んでいたんでした。

もし、今のわたしがそこに看護師として、そばにいるなら、

「おーい、現実見ろよ~」って冷ややかに見てるよね。笑


そんなかんじだったから、
どこまでも「普通に成長する子」を一人勝手に目指していたし、

勝手に期待して頑張るから、
どんどん、お友だちの成長から遅れ始めて、置いてけぼりになる息子のことを
受け入れられなくなっていきました。

今の息子よりも、3,4歳のころの息子の方がいっぱいお喋りしてたし
活動的だったと思うのだけれど、

あんまり覚えてないんだよねー。

なんでできないの!
なんでわかってくれないの!

勝手に過剰に期待してて、勝手に裏切られる。
なんて無様。

悲しみと怒りをぶつけてたよね、息子に。

もしも…の世界に引っ張られる

もしも、息子がてんかんじゃなかったら、どんな風に成長してたんだろう?

もしも、息子を施設に預けたら、どんな生活になるんだろう?

当時の息子の姿をあまり見ずに、
「もしも…」の世界に、気が付けば入り込んでるわたしがいました。

世界に入り込むって言っても、
いくら妄想好きのわたしでも、想像できなかったです。

普通に成長している、しっかりとした息子。

だから、無限ループなんですよね。
想像できないくせに、もしも…って考える毎日。

そんな毎日にも終わりが来るんですよ!
毎日毎日、やってたらね、

飽きました!!!笑

そんなん考えたって、何もならないんだもん。

考えてたら、息子が発達の遅れを取り戻すほどになるわけじゃないし、
考えてても、トイレトレーニングはいつまでも終わらないし、
つまらない自分に疲れたんですよね。

これ、なんの参考にもならない、
わたしの例です。笑

でも、気になることは
とことん、考え込んだらいい。暇なら。

そしたら、いつかは飽きるから。
卒業できるから。

どこかの理想の次元のことに意識を持って行ってたけど、
ちゃんと、「いま」のわたしに戻ってこれるから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました